データトラベラーを利用して請求書データの取り込みと、取り込んだ値の集計・加工をすることができます。
請求書データに含まれる明細のうち、特定の明細行のみを帳票に出力したい場合には、フィルタ条件を指定して明細をフィルタリングすることができます。
このページでは明細をフィルタリングする方法について説明します。
フィルタリングは[項目のマッピング]画面で行います。[項目のマッピング]のすべての機能については、以下のページをご確認ください。
前提条件
明細をフィルタリングする前提として、帳票レイアウトにデータリストが配置されており、同データリストには「明細」という配列型データ項目がデータバインドされているものとします。
帳票レイアウト例
帳票レイアウトのすべての機能については、以下のページをご確認ください。
設定方法
以下の手順で、明細をフィルタリングすることが可能です。
設定手順
- データトラベラー[項目のマッピング]画面に進む
- [明細]と記載された行にある「明細を設定」を押下
- [フィルタ条件]で条件を指定する
今回はフィルター条件として
- 明細データ内に「請求区分」という項目がある
- 「請求区分」が1のデータのみ取り込みたい
と仮定し、以下のような条件を指定します。
条件例
[データの確認]時に「請求区分」が1のデータのみが取込対象として表示されています。
請求書上も「請求区分」が1のデータのみ表示されています。
このように明細に含まれる任意の項目を条件指定することによって、帳票に出力する明細行をフィルタリングすることができます。フィルタ条件は複数の条件を組み合わせることができます。また、複数の明細について、明細ごとにフィルタ条件を指定することも可能です。